皆さんは海外旅行に行きますか?
タイトルにもある通り、英語が話せないおばちゃんのオーストラリア旅行について前回も投稿しています。
前回は準備についてのあれこれを『準備編』として書いているので、よければそちらから読んでいただければと思います。
ANAの直行便でオーストラリアシドニーへ
今回の飛行機は、ANAのマイルを使った特典航空券でのビジネスクラス利用。出来れば地元の地方空港から直行便に乗りたいところだが、さすがにないので一旦羽田へ行くことに。
何故か国際線ビジネスクラスを特典航空券でとると一緒に特典航空券で取った国内線がエコノミークラスしか取れなくて(どうやらそういうルールらしい)、なんだかなぁという気持ちで羽田へ。
羽田空港からオーストラリア・シドニー空港まで約9時間のフライト。
この直行便は朝出発する便と夜出発する便があるが、今回乗るのは夜出発便。
地元の地方空港で預けた荷物(受託手荷物)はそのままシドニー空港まで行くので、機内や空港で使いたいものは、機内持ち込みサイズのスーツケースに詰めて。
ここで注意が必要なのが、機内に持ち込めるサイズはもちろんのこと個数制限も厳格化されていて、一人二個までと決まっている。この二個は小さなウエストポーチやポシェットなんかも一つとしてカウントされてしまうので、リュックとスーツケースに貴重品は肌身離さずウエストポーチでと考えている方は、飛行機に乗り込むまではウエストポーチをリュックの中に入れておいて、機内で出して身に着けるなどの工夫が必要だと思う。
ちなみに私は主人と二人なので、私はリュックとポシェット、主人がリュックとスーツケースという形で搭乗することにした。
以前はポシェットやウエストポーチくらいなら小さければスルーしてくれてたんだけどなぁ(苦笑)
出国審査
国内線から国際線への乗り継ぎでは、出国審査がある。
入国審査と違って面倒なことはないし、何よりまだ日本なので日本語でOKというのがいい(笑)
案内に従って行くとセキュリティチェック。国内線と違うのは、金属探知のためのゲートを通過するだけのチェックではなく、ボディスキャナーっていう機械で全身の危険物チェックがあること。
これも簡単で、足跡マークに合わせて立って、表示されているのと同じように手を上げて待てばいいだけ。これでミリ波っていう微弱な電波を体に当てて、その反射で危ないものを隠してないかを調べているらしい。
その機械を通った後、主人は係員さんにボディチェックを受けていたが、私はスルーだった。
セキュリティチェックの後は、すぐ前方にある改札機みたいな所を通過するんだけど、これが出国審査。
改札機みたいなゲートの横の端末でパスポートを読み込ませると、顔認証が始まる。ほんの数秒で終わり、パスポートを回収して開いたゲートを通過したら出国完了。
メチャクチャ簡単!
これなら出国審査なんて苦にならない(笑)
さて無事出国審査も済んだので、次はラウンジへ。
ANAラウンジ
ビジネスクラス搭乗券を持っているので、ANAラウンジへ。ビジネスクラスの利用じゃなくてもANAマイレージクラブの上級会員やスターアライアンスゴールドメンバーも使えるラウンジで、そこそこ混雑していた。
ラウンジで真っ先にしたのはシャワールームの予約。幸い希望する時間に予約も取れて、軽く食事を取りながら待つ。
機内食をしっかりいただくつもりなのでここでは小腹を満たす程度にとどめ、アルコールもお預け(笑)
シャワーの予約時間になり、シャワーを浴びてスッキリ。
ちなみにこのラウンジのシャワーは、ラウンジの利用と同じで無料だ。
このシャワーの予約はアプリからでも可能なんだけど、『同行者(同伴者)』はアプリに予約ボタンが出ないので、わが家の場合は主人はアプリで予約できるが、私は当日ラウンジ内の端末で予約を取らないといけないなということになる。
このあたりがちょっと不便だし、混雑する日ならシャワーを使えないこともあるので、そこは留意しておく必要がある。
ANAビジネスクラスのサービスを満喫
少し早めに搭乗口へ。
シドニー行き以外の便への乗客もいて、それなりに混雑していた。
おそらくヨーロッパ旅行のツアーだと思われる団体さんもいたが、旅費がそれなりに高額になるためか、あるいはまとまった日数休みの確保が難しいからか、若い世代の人は少なかった。
登場開始となり、私達も自分の席に。
最初に見た印象は『秘密基地みたい』だった(笑)
正直決して広いとは言えないが、機内ですぐ使う荷物の置き場に困ることはないし、何よりシートがフルフラットになるので横になって寝られるというのは大きい。
体格にもよるが、身長が175㎝くらいの主人が足を伸ばして寝られるだけの長さは確保されているので、狭くて寝られないということはないと思う。
さすがに寝心地が良いとは言えないが、枕・敷パット・ブランケットも用意されていて、エコノミークラスのわずかなリクライニングだけでほぼ座ったまま寝る状態と比べれば、はるかに快適な旅になると思う。
さて、搭乗して席に着くとウェルカムドリンクが配られる。シャンパンとオレンジジュースがあって、私はシャンパンをもらってしまったが、離陸までの短い時間に飲み切ろうと思うと炭酸はしんどかったので、オレンジジュースにすれば良かったとちょぴり後悔💦
美味しいシャンパンだったけど、機内食をいただくときにも飲めるので、帰りの便ではオレンジジュースにしようと思った。
搭乗してから気付いたのだが、旅慣れた感じの外国人たちがラウンジでしっかり食事をして、随分とラフな格好をしていたのだが、これは飛行機での移動中にしっかりと睡眠をとるための準備だったのだ。すなわち機内食をパスして、離陸後シートベルトサインが消えたと同時に寝床を作り、Tシャツに短パンのような楽な恰好で速攻で寝る。
私達のように旅行でオーストラリアに行く場合は翌日少々寝不足でもいいかもしれないが、ビジネスのための渡豪やシドニーに着いてからすぐに仕事に行かなければならない人なんかは、しっかりと睡眠をとっておかなければいけないだろう。
ちなみにこうした人たちは、飛行機が降下を始める前にはしっかり着替えをして、身なりを整えていたので、やっぱり慣れているんだなぁと思った。
そうそう、ビジネスクラスではパジャマ代わりのスウェットの貸し出しもしてくれるので、必要ならCAさんに言うと出してくれる。但し数に限りがあるので、大きいサイズなどを希望する場合は、早めに声をかけたほうがいい。
楽しみだった機内食
離陸後一時間位すると、機内食のサービスが始まる。
シャンパンのお供なら洋食が良いかと思い、洋食を選択。
コース料理をトレイ一つに乗るようにギュッと集めた感じで、品数もそこそこあってコールドミールもホットミールもちゃんとある。パンも二種類あってフルーツも付いてくる。食後に食べたければチョコレートやアイスクリームもあるし、コーヒー紅茶ももちろんある。
結構豪華だ。
味はと言うと、正直美味しいものとそうでないものが混在する💧
飛行機の中でこれだけのものが食べられるのだから、文句を言うと罰が当たりそうだし、ちゃんとしたレストランでの食事と比較するのは間違っているかもしれないが…うん、機内食パスして寝ちゃうのもありかも💦
さすがにビジネスクラスだけあってCAさんがとても親切に対応してくれて、食事中も飲み物の追加を聞きに来てくれたり、食事のトレーを片付ける時には食後のコーヒー紅茶なんかも勧めてくれて。
至れり尽くせりだ。
フルフラットシートで就寝
食事がすむと次は寝る準備。
既に日付は変わっている時間だが、できるだけ睡眠は取っておくに越したことはない。
少々困ったのは歯磨き。
あらかじめ座席に置いてあるアメニティーポーチの中に、歯ブラシセットや保湿クリームなんかが入っているのでありがたいのだが、いかんせん洗面所がない。必然的にトイレの手洗いを使うことになるのだが、これが狭くて大変! 飛行機のトイレを使ったことがある人ならご存じだろうが、手洗いボウルがとっても小さい。奥行きも幅も狭々で、歯を磨いている時はいいのだが口をゆすぐ時が…💦
唯一の救いは、小さな紙コップが用意されていること。
ゆすいだ水を吐き出すときは、手洗いボウルからこぼさないように慎重に。
もう長身の人や体格が大きな人は、便器に流したほうが無難かもしれない(抵抗がなければ、だが)💧
さて歯磨きの後は寝床の準備。
座席横のボタンを押せば簡単にフルフラットになるので、その後敷パットを乗せ枕を置き、ブランケットをかけておやすみなさい。
あ、シートベルトの着用もお忘れなく(笑)
さすがに熟睡するのは無理だったが、そこそこ寝られた。
元から眠りが浅い方で、ちょくちょく目が覚めるのは慣れているし、例え眠れなかったとしても横になっていられるのはとてもありがたい。
何のかんので四時間くらいは寝たかな? 目は覚めていたけど寝床でもぞもぞしているうちに周囲の人たちは朝食をとっていて、あまりおなかはすいていなかったが、到着してからのことを考えると食べておいたほうがいいだろうと、起き出して。
ブランケット・敷パットを軽くたたんで、枕と共に座席前の収納棚に。シートもボタン一つで元の椅子の状態に戻るので便利だ。
身支度なんかをしているうちにすっかり出遅れてしまっていて、既に『朝食』として用意されていた料理は品切れになっていた💦
CAさんが申し訳なさそうに、丼やラーメンなんかのいつでも頼めるメニューでまだ在庫があるものを勧めてくれたけど、早朝からはちょっと…なので、朝食用のパンは多めに積んでいてまだ残っているとのことだったので、それにスープとフルーツをつけてもらって食べることにした。
うん、普段の朝食とそう変わらないボリューム感でよかったかも(笑)
食事が済むとじきに着陸のための降下が始まる。
飛行機を降りたら入国審査なんかで時間がかかるかもしれないので、最後にお手洗いを済ませて座席周りを片付け、忘れ物がないように身の回りの品はリュックやポーチに。
シートベルト着用ランプが点灯すると後は着陸まで身動きが取れないので、大人しく座ってノイズキャンセリングイヤホンで音楽でも聞いていればすぐに空港だ。
現地はあいにくの雨で、窓から見える景色も灰色の雲海? みたいな感じで。この時の景色に限って言えば、お天気に恵まれた時の沖縄の那覇空港に降り立つときの方がはるかに綺麗で感動した(苦笑)
いざ入国審査
早朝の到着便だからか、受託手荷物を受け取るところもあまり混んではいなかったし、ビジネスクラスの荷物は結構早い段階で出てくるので、受け取るまでにそう時間はかからなかった。
次に入国審査だが、とにかく広くてどこに行けばいいかわからない。案内は一応あるのだが、日本の空港と比べるとかなり不親切な仕様のように思う。
それでも職員の皆様は親切で、声をかけて入国カード・パスポートを見せると、どっちへ行けばいいのかとかちゃんと教えてくれる。
教えてもらったほうに進み、そこで案内板を探していると別の職員の方に声をかけられて、入国カード・パスポートを提示すると、何を持ち込むのかと質問された。
ここで役に立ったのが、持込品リスト。
準備編で書いているが、少しでも可能性があるものは全てリスト化していたので「リスト持ってます」とつい日本語で言ってしまったけど、ちゃんと『リスト』と言うのを聞き取ってくれたみたいで、リスト持ってるの? みたいな感じで、こちらがリストをカバンから出すのを待ってくれて。
渡したリストをチェックすると、入国カードに何か書いてスタンプを押すと、これをもってあのレーンに行ってと促される。
言われた通りに十数人くらい並んでいるレーンに行くとその先にゲートがあって、職員の方が入国カードとパスポートをチェックしている。
私達の前にいたのはほとんどが日本人以外のアジア系の人っぽくて、ゲートを通過した後にさらにいくつかレーンがあって、そこにはかなりの行列が💦
おそらく持ち込み品のチェックだろうと思うが、あの人数ならどのくらい待たなければいけないのかと、ちょっと憂鬱な気分になる。
しかし実際にゲートを通る際、パスポートと先ほどスタンプを押してもらった入国カードを渡すと、行列とは反対にあるレーンを示されて。そのレーンの先は制限エリアの外。
つまり、これで無事入国完了ということだ。
これはもう日本のパスポートを持っていて、かつ『英語で作ったちょっとでも可能性のある物は全てリスト化』が効いたのだろうと思う。
それと、ETA(電子渡航許可)は必須。
あ、リストには滞在期間・滞在目的・滞在中のホテルも英語で書いたものを一緒にしておいたので、たぶんそういったテンプレの質問事項もクリアできたんだと思う。
オーストラリアに行く方には、これはかなりお勧めな方法だ(笑)
空港からホテルへ
さて無事に入国できて次はホテルへの移動だが、その前に両替をしようと思ったのだが、これがなかなかに大変だ。
まず広い空港内で両替のできるATMを探す。
しかし何故か休止中だったり、レートがすっごく高かったりでうまくいかず、シドニー市内で両替をすることにしてタクシー乗り場へ。
Uberにしようかとも話していたが、タクシー乗り場の近くに来ていたし雨は本降りだしで、しっかり大きいサイズのスーツケースが載せられる車を選んで乗車。
料金は少々高かったが、特にトラブルもなくホテルへ到着することができた。
渡航編のまとめ
以前初めての海外旅行でグアムに行った時に比べて、セキュリティチェックも入出国審査も格段に利便性が向上していると思った。
とは言え、しっかりと準備をしていたからこその部分も多いので、言葉に不安のない人はいいが、私のように英語が話せないという人には、しっかりと準備をしておくことが快適な旅をするためのコツだと伝えたい。
ちなみに復路については特に長々と書かないが、ANA便なので受付カウンターなどでも日本語が通じるし、オーストラリアのお土産として肉類(例えばカンガルー肉のジャーキーなど)や生のナッツ類などを購入していなければ持ち込み品の申告も特に必要がないので、往路に比べたらとても簡単で、日本で国内線に乗った時とあまり変わらない印象だった。
帰りのフライトも深夜便だったので、行きの経験を生かしてウェルカムドリンクはオレンジジュースにした(笑)
一週間洋食生活だったので、機内食は和食を選択。
シドニー滞在中は特に日本食が恋しいとは思わなかったが、機内食で久々にお米を食べたらメチャクチャ美味しく感じた!(笑)
なので、朝食も和食をチョイス。ちゃんと早めに起きて『朝食』として用意されている和食を無事ゲットできた😄
実際にビジネスクラスでオーストラリアに行ってみた感想は『おおむね快適』だった。
同じビジネスクラスでも、使用機材によってはフルフラットにならない残念ビジネスクラスもあるようなので、利用する便がどの機材(飛行機)かも事前に把握しておくこともお忘れなく。
ただしこれは深夜便の話なので、昼の便だと寝ることを前提にしなくなるからフルフラットに重きを置く必要もないのかもしれない。
そのあたりは各自のニーズに合わせたフライトプランを選んでほしい。
なんにせよ、リストの作成は強くお勧めする。
今後また海外旅行に行くことがあれば、別の航空会社のビジネスクラスにも乗ってみたいなと思う。
この後シドニーでの観光を中心に、観光編を投稿予定です。
よければそちらも読んでみてください。

