皆さんはお正月、鏡餅を飾りましたか?
昔の鏡餅といえば、三方(さんぽう)という台に紙やら葉っぱやらを敷き、大きなお餅を重ねて更にその上に昆布やら橙やらが乗っている豪華なものだったように思う。
現代でももちろん、神社や古くからの伝統を守り続けている家庭などでは、そうした飾り方(供え方?)をしているでしょう。でも実際各家庭や或いは地域の行事としての年末の餅つき行事がなくなってくると、お鏡用のお餅はお店で購入することになってくる。そうするとその他の飾り物の用意や片付けまで考えると、箱を開ければそのまま飾れる真空パックの鏡餅(パック鏡餅とか飾り付き鏡餅と呼ばれるもの)が選択肢に入るのは自然なことだろう。
年末のスーパーマーケットに行けば、大小さまざまな種類のパック鏡餅が大量に売られている。つまりはそれだけ多くの人がパック鏡餅を選択しているということにほかならない。
切ってはいけない
手作りであれパック鏡餅であれ、鏡開きは必要だろう。
本来年末についた餅をずっと飾っていれば、乾燥して硬くなりひび割れている。しかも大きいので小分けにする必要がある。
しかし鏡餅は年神様の依り代で、刃物を向けるのは失礼にあたるし、年神様との縁を切る、切腹をイメージさせることから刃物で「切る」ことはタブーとされている(武家発祥の行事のため)。
なので刃物は使わず小槌や手で割るのだが、割るという言葉も忌み言葉なので「開く」という表現が使われているとのこと。
さすが言葉を大切にする日本人といったところか。
そういう意味においても、現代のパック鏡餅は理にかなっているのではないかと思う。
そもそも「切る・割る」の必要がない。
パック鏡餅の中には真空パックの小餅が詰められているのが主流だそうなので、切ったり割ったりしなくていい。
切腹…はさすがに現代人には無縁な話だろうが、年神様との縁を切らないという縁起担ぎは文化としても大切だと思う。なので切る必要性がそもそもないパック鏡餅は、ある意味最強の縁起物かもしれない(笑)
11日? 15日?
では、鏡開きはいつするのか?
主流は松の内が明けた1月11日で、関西や四国は1月15日だそうな。
他にも東北・北陸の一部地域では1月20日、京都の一部では何と1月4日というところもあるらしい。
住んでいる地域によって違いがあるので、今住んでいる地域に合わせるか、それとも生まれ育った地域に合わせるか。
鏡開きも人それぞれ。
ちなみに我が家では今日(1月15日)鏡開きをしました(笑)
最後に
日にちや種類に違いはあれど、縁起物。
美味しく頂いて、日々神様・ご先祖様・自分を支えてくれている周りの人たちに感謝しつつ、新たな一年を過ごしていきたいと思います。
今年一年、平穏無事に過ごせますように。
