交通事故と高齢者ドライバー

皆さんは車の運転をしますか?
毎日のように交通事故のニュースで流れてきますよね。特に大きく取りざたされているのは、高齢者ドライバーの起こした事故。
警察庁の2025年分速報値の統計では、高齢ドライバーによる交通事故の割合は、全体の役18%前後とのことなので、交通事故を起こしたドライバーが高齢者ではない方が圧倒的に多いはず。
なのにニュースで大きく取り上げられるのは高齢ドライバーの起こした事故で、まるで交通事故は高齢ドライバーが起こすもの、みたいな印象を持ってしまう。

実感として怖い

では、ニュースで取り上げられている量が多いから偏見を持っているのかと言えばそうでもないと思う。と言うのも実際何度も怖い目にあっているから。
ここ数年で横断歩道を渡っている最中にはねられかけたことが3回。いずれも歩行者用信号機が青の状態だったが、うち2回が信号無視の直進車で、つい先週は減速もせずに左折してきた車に危うくはねられるところだった。
いずれも高齢者と思しきドライバーの運転する車。そして何より恐ろしいと感じるのは、悪いことをしたと思ってもいない様子で平気で通り過ぎていくこと。

事故にこそなっていないが、一歩間違えれば事故になっていたという状況はもはや日常茶飯事。

少々田舎で暮らしているということもあるのだろうが、車で出かけていると『うわっ、こわっ!』・『何今の、危なかった!』なんて言葉が出ない日がないレベル。
もちろんその全てが高齢ドライバーによるものだとは言わないが、高確率でおじいちゃんおばあちゃんの運転する車だ。

死亡事故率が率が2倍

警視庁などのデータによると、75歳以上のドライバーによる死亡事故率は、75歳未満と比較して約2倍以上高いとのこと。

以前ニュースで取り上げられていた事故でも、高齢ドライバーが壁と車の間に被害者が挟まれている状態にもかかわらず、なおアクセルを踏み続けていたと報道されていたが、判断能力が鈍っていることに加え、おそらく事故を起こしたことにパニックになり、より正常な判断ができなくなったのだろうと予想はされるが、だからといって決して許されることではない。

免許の返納

『交通事故は高齢者だけが起こすものではない』

確かにそうだ。

『車がないと買い物にも病院にも行けない』

それもわかる。

けど、やはり認知機能の低下が見られれば、早めに免許返納してほしいと思う。

死亡事故の被害者が自分の子どもや孫だったら?

たまたま事故を起こしたドライバーが高齢だっただけ、車がないと不便だから運転してただけ、だから仕方がないよと言えるだろうか。
もしその加害ドライバーが自分なら、被害者家族にそう言い訳できるだろうか。

最後に

住んでいる地域・生活環境・家族構成など、千差万別なドライバーに一律で免許返納を求めることには無理がある。それは重々承知している。行政のサポートも必須だろう。

難しい問題、そしてこれから真剣に取り組んでいかなければならない課題だと思う。

奪ってしまうのは、被害者一人の命だけではない。
被害者のあったであろう未来も、その家族の未来も、そして加害者自身の未来と家族の未来も奪ってしまう。

免許返納を考えるとき、少しでもいいから『奪ってしまうかもしれない』可能性を考慮に入れて欲しいと、心から望みます。