個性豊かなお雑煮
皆さんお正月にはお雑煮を食べますか?
我が家では、おせち料理はその年ごとに違うお店のおせち料理を購入して、気にいった店が見つかると、数年そのお店のおせちを購入…といった感じですが、お雑煮に関しては母の家系の味で続いています。
おそらく祖母の出身地のものだと思うけど、我が家では野菜と鶏肉の入ったすまし汁系で、子供の頃それが普通だと思っていたので、学校の友達の家では味噌系が大半を占めていると知ったときは驚いたものです。
近年ではテレビやネットなどでも『ご当地雑煮』などが取り上げられ、地域ごとに様々なお雑煮があることを紹介しているので、ちょっと変わったお雑煮のことを聞いても、さすがに驚かなくなりましたね(笑)
あん餅雑煮
全国的にも特に変わり種と評判(?)のお雑煮と言えば、香川県のあん餅雑煮でしょう。
実は私も一昨年の今日、初めて食べました。
白みその汁に大根と人参、そしてあん餅。
どんなものなのかとずっと気になっていたお雑煮。
おそるおそる汁をすすってみると、普通に白みその味。そしてとろりと柔らかくなった餅を箸でつかむと、ゆっくり伸びる餅の中からあんこが透けて見える。
やけどに注意しながら慎重に口に。
「あ、意外と普通」
思わず前の席で同じあん餅雑煮を食べる主人に目を向けると、主人も笑って同意する。
実は自分達の中ではあん餅雑煮はかなりゲテモノに分類されていて、半ば怖いもの見たさのノリで食べに来たこともあって、普通に美味しく食べられる物だったという安堵から出た言葉だったと思う。
実際美味しいと思う。いわゆるあまじょっぱいというやつで、みその塩気とあんこの甘さがマッチしている。白みそなので、みその柔らかい甘みがあんこのしっかりとした甘みへの誘導役になっているのかもしれない。
違和感なく美味しく頂けるお雑煮。但し、と敢えて付け加えるが、あん餅雑煮はスイーツです。
香川県で昔からお雑煮と言えばあん餅雑煮というご家庭では、どのタイミングでこのお雑煮を食べているのかはわかりませんが、少なくともおせち料理とお屠蘇と同時は、私には無理です(笑)
雑煮というよりぜんざいに近いイメージ。
子供の頃に食べていたら、毎年これにしてとリクエストしていたかも知れないけど、おせち料理を肴にアルコールを飲むというお正月の楽しみ方を知ってしまった今ではさすがに無理があるかと…(苦笑)
最後に
お雑煮に限らず地域ごとに独特な食文化があって、やっぱり日本て素晴らしい国だなと実感します。
各家庭に受け継がれた味。受け継げなかった味。
時代の流れや生活スタイルの変化で食文化も変わっていくけど、世界に誇れる『日本の食文化』がこの先もずっと続いて行ってほしいと思います。
